今回は、大学院に必要な学費や授業料についてお話します。
全ての大学院に当てはまるとは限りませんので、ご理解頂けますことを何卒よろしくお願いします。
もくじ
大学院は何年間行くの?修士課程は?博士課程は?
そもそも、大学院は何年間修学するものなのか見ていきましょう。
大学院へ進学した場合
- 修士課程(博士課程前期)
- 博士課程(博士後期課程)
上記ふたつの過程があります。
一般に修士課程は2年間、博士課程は5年間です。
これに、長期履修制度を利用したりすると、大学院在学の期間は長くなります。
長期履修制度とは
大学院には「修業年限」が定められていますが、働いているために勉強時間の確保が困難などの事情がある場合には、入学から終了までの期間を長期に設定して履修することが可能です。長期履修学生制度は、主に職業や家事に従事しながら勉強をする院生を想定した制度です。
※大学院&専門職大学院ガイドより引用
また、「早期修了」という在学期間の短縮ができるプログラムもあります。
一定の研究業績や能力を有する社会人を対象に、標準修業年限が3年である博士後期課程を『最短1年で修了し課程博士号を取得するプログラム』であり、”頑張る社会人”を大学として応援するもの。
※筑波大学HPより引用
色々な制度があるので、活用してみるのもひとつですね。
参考リンク
気になる入学料や授業料など
先日、私も入学金を納めてきました。
💸入金完了💸
おくらばせながら、大学院の入学金💰を先日入金しました😇
決して安くはない「入学金」。
絶対に無駄にはしない!
(」゚д゚)」学びを形にするんだー!しっかし
金額見ると震えるぜぇ:(;゙゚’ω゚’):— すいる🐗院生臨床工学技士(仮) (@me_swill) 2019年3月11日
決して安くはない、大学院にかかる「お金」について触れていきたいと思います。
国立大学院の場合
国立大学院は、「標準額」というものが定められているため、大学院によって大きな違いはありません。
国立大学院の学費は以下のように定められているようです。
- 入学金:282,000円
- 授業料:535,800円
- 受験料:30,000円
私立大学院の場合
私立大学院の学費について見ていきます。
- 入学金:300,000円
- 授業料:735,000円
- 教育運営費:211,000円
- 施設設備費:200,000円
計:1,446,000円
※東海大学大学院HPより抜粋
調べてみると、私立では大学院ごとに学費が違います。
進学希望の大学院の情報は、しっかりと収集しておきたいところです。
奨学金や奨学金返還免除を理解する
大学院では、相当な金額がかかることがわかりました。
私のように働きながら、大学院へ行く行かないに関わらず、家庭の財布に影響があることは否めません。
奨学金について
学費の支払いが困難な学生に対して、「奨学金」という制度があります。
修士・博士前期課程又は専門職大学院課程もしくは博士・博士後期課程又は博士医・歯・薬・獣医学課程であり、経済的理由により修学に困難で優れた学生等であると認められる人。
※独立行政法人日本学生支援機構より引用
また、奨学金は以下に分けられます。
- 第一種奨学金
- 第二種奨学金
基本的には、卒業後に毎月一定額を返済していかなげればならないのが、奨学金という制度です。
あまり知られていませnが、奨学金を返還免除される条件があります。
奨学金返還免除について
以下に、奨学金返還免除の条件を挙げます。
奨学金免除の対象になるには、ある二つのシンプルな条件があります。
まず、一つ目として、博士前期課程(修士課程)である事です。
俗に言う大学院生ですね。二つ目は、無利息の第一種奨学金(月50000円もしくは月88000円)を借りている事です。
有利息の第二種はダメですよ~!※「地方国立大学院生は、奨学金免除の可能性がかなり高いという事実」より引用
各大学が返還免除の対象者を選ぶわけですが、「優れた業績」というのはなかなかハードルが高そうです。
以下のサイトが参考になります。
参考リンク
最後に
今回は「大学院に必要な学費や授業料」についてお話しました。
決して安くはない大学院への進学。
進学を希望する大学院について調べてみることが、一番の近道になるでしょうね。
加えて、修士や博士を取得したあとに「どうなりたいか」を深く考ることも必要なことです。
おわり!
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