今回は、大学院へ進学する前に職場と行った調整・相談ポイントについてお話します。
もくじ
3足のわらじ|パパのち会社員のち学生
私は日中働いています。
社会人として朝から夜まで働き、それこそ不規則な業務になることもあります。
また、私には家族がいます。
正直、家族との時間を絶対にないがしろにしたくはありません。
ただでさえ日頃から仕事で家族に迷惑をかけているにも関わらず、大学院への進学により、さらなる迷惑をかけてしまうのではないかと不安でたまりません。
来春から大学院へ行きます。
今さらですけど、仕事との両立ができるのかドンドン心配に…😅待機当番である時間外勤務を、今と変わらず遂行できるのか🤔
家庭と仕事と勉強。
どーなるか不安だー🙄🙄— すいる🐗院生臨床工学技士(仮) (@me_swill) 2019年1月24日
働きながら通う大学院への不安
では、ここで私が不安に感じる事項を4つ並べていきたいと思います。
大学院の学費
働きながらと言っても、これは現実的な懸念事項のひとつです。
大学院へ通うためには、入学金から授業料などさまざまな費用による学費がかかります。
国立大学院へ通う場合はそこまでの金銭的負担がないのかもしれません。
ただ、確実に家計へのダメージがあることは否めません。
大学院によってはさまざまな補助があるので、活用できれば負担は軽減できるかも?!
仕事への影響
昼間は会社員として平日働いています。
私と同様、働きながら大学院へ通う人のために、「夜間および土日」の開講が配慮されています。
大学院の過程においては、教育上特別の必要があると認められる場合には、夜間その他特定の時間又は時期において授業又は研究指導を行う等の適当な方法により教育を行うことができる
※大学院設置基準第14条より引用
よって、仕事が終わり次第大学院へと向かう形に。
「後はプライベートだから好きにやってもいいよねー」
仕事が終われば自分の時間。
確かに正しいのかもしれません。
しかし、本業への影響は全くの0なのでしょうか?
いえ、全くの0であるとは思えません。
などなど、いくら職場に報告した状態だとしても、「非常に身勝手な行為」または「わがままな行為」であると考える人たちが必ず出てくるかと考えられます。
どのようにして、職場での理解を得られるのか。
いや、これはいかに職場への還元を行えるか。
家族との時間が減る
今までは、仕事が終われば出来る限りを家族との時間に充てていました。
しかし、仕事終わりに、また土日も大学院となると必然的に家族との時間が減ってしまう。
まあ、こんな風に考えるなら「大学院へ行くな!」とご意見が来そうですが…。
出来るだけ、家族との時間は大切にしたい。
でも、大学院へ行くことで多少なりとも、家族に迷惑をかけるのは辛い。
職場との相談|調整するポイントは?
大学院へ進学する不安をツラツラと並べても、何も解決しません。
進学する前に出来ることはしようと、先日から上司との調整を始めました。
以下に、上司との話し合いを行った事項を簡単に記します。
相談事項
- 残業への対応
- 待機当番の回数
- 休日出勤
などなど、その他に細かでココでは書けないような事項までを相談し、調整を行っています。
でないと、後々お互いにとって宜しくない結果に行き着く可能性があるためです。
正直、私は結構恵まれている方だと感じました。
上司へ大学院への進学を報告し仕事への懸念事項を相談した際、親身になって対応して頂けました。
しかし、職場によっては上司の理解を得られない場合や、同僚などからの嫉みや妬みを受ける可能性があるかと思います。
個人的にこのような状況に陥った場合には、転職も視野に入れるべきかと考えます。
実際、上司との相談中には、「転職・退職」というワードを何回か出ましたし。
職場へ、正直に不安や想いを伝えることは非常に大切な工程かと思います。
履修許可証の提出や長期履修制度の活用
働きながら大学院へ行く上で不安なことがあるのならば、職場への理解が必要だと考えます。
その際に、職場への報告とともに書類での提出も合わせて検討すべきです。
呼び名はそれぞれですが、「履修許可証」や「就学許可証」といった、職場に大学院への就学を許可してもらう書類があります。
義務ではないでしょうが、後々のトラブルになる予防のひとつとして役立ってくれる可能性があります。
その他に、修士課程に2年・博士課程に3年と、最短でも学位を取得するまで5年ほどかかると言われていますが、さまざまな要因により就学が困難になる可能性があります。
そんな時には、「長期履修制度」の活用を検討してみるのもひとつかと思います。
長期履修制度とは
大学院には「修業年限」が定められていますが、働いているために勉強時間の確保が困難などの事情がある場合には、入学から終了までの期間を長期に設定して履修することが可能です。長期履修学生制度は、主に職業や家事に従事しながら勉強をする院生を想定した制度です。
※大学院&専門職大学院ガイドより引用
また、この長期履修制度を活用することで、授業料の金額を支払う期間が変わってきます。
長期履修学生制度を利用すると、たとえば2年の修士課程を3~4年かけて修了したり、1年制の専門職大学院を2年かけて修了したりすることが可能です。この時の授業料は、原則として通常の在学期間分となりますので、この制度を利用して3年間在籍するのであれば、2年分の授業料を3年間で支払うことになります。
※大学院&専門職大学院ガイドより引用
申請条件や時期については、学校によってさまざまです。
一度問い合わせをしてみましょう。
最後に
今回は「大学院へ進学する前に行った職場への相談・調整ポイント」についてお話しました。
何事も経験してみないとわからないことなのは承知の上ですが、やはり初めてやることへの不安感は大きいものがあります。
その不安感を少しでも無くす意味でも、職場との相談や調整は必要不可欠なのかもしれませんね。
また、職場に限らず、家族とも十分に話し合いお互いの負担・不満を軽減できる取り組みも必須!
おわり!
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